睡眠時間と肥満率の関係|寝不足だと肥満になりやすい?

睡眠時間と肥満率の関係|寝不足だと肥満になりやすい?

 

睡眠不足になると様々な悪影響が身体に起こります。

その中の1つに「肥満の増加」があります。

 

睡眠不足の人は、肥満率が増加すると言われています。

これには明確なメカニズムもあります。

 

睡眠不足では心疾患などのリスク増加、死亡率の増加なども起こると報告されていますが、その原因の1つがこの肥満率の増加と言えます。

 

こちらでは、睡眠時間と肥満率の関係について解説していきます。

 

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睡眠時間と肥満率の関係とは?寝不足だと肥満になる?

睡眠時間が不足して寝不足になると、身体には様々な悪影響がおこります。

 

その1つが「肥満」つまり太るということです。

こちらが、睡眠時間と肥満率の関係を表したグラフです。

睡眠時間と肥満率の関係

参照:睡眠検定ハンドブック

こちらはデータが少ないですが、縦軸がBMI、横軸が睡眠時間です。

 

BMIとは、身長と体重からもとめる肥満度の指数です。

 

体重÷身長(m)二乗でもとめられます。

 

BMI22が理想と言われ、BMI18.5~25.0が標準、18.4以下は痩せすぎ、25.1以上は肥満と言われています。

もちろん、これが体脂肪などは含まれないのであくまで目安にはなります。

 

このデータでは、睡眠時間が短すぎるとBMIが高くなる、つまり肥満になりやすいと結論付けています。

 

ただ、睡眠時間が短すぎだけでなく長すぎでも肥満率が増加します。(それでも睡眠時間が短い方が肥満の確率は高いようです)

 

つまり、睡眠時間は長過ぎでも短すぎでも肥満になりやすいので適正な睡眠時間内がベストと言えます。

 

適正な睡眠時間の解説はこちらから

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その他、アメリカのコロンビア大学の研究結果でも睡眠時間と肥満の関係が指摘されています。

コロンビア大学の研究では、睡眠時間が7~9時間の成人(32歳~59歳)と比較すると睡眠時間が短い人の方が肥満になりやすい人の割合が多いと結論付けています。

 

睡眠時間6時間の人は、睡眠時間が7~9時間の人よりも23%肥満になりやすい人が多く、睡眠時間5時間では50%、睡眠時間が4時間未満になると73%にまで上がります。

 

つまり、睡眠時間が短ければ短いほど肥満になりやすいと言えます。

 

睡眠時間が短いと肥満になる理由とは?

ではなぜ睡眠時間が短いと肥満になりやすいのでしょうか?

これには理由があります。

 

睡眠時間が短くなると、脳の機能が低下します。

睡眠の役割に脳のメンテナンスがあります。

 

メンテナンス不足の脳が機能低下を起こすのは、当然のことです。

この脳の機能低下の中に、ホルモン分泌の乱れがあります。

 

ホルモンは脳内で様々な身体の調整を行っていますが、その1つが食欲のコントロールです。

 

食欲に関わるホルモンに「レプチン」と「グレリン」というホルモンがあります。

グレリンが食欲を増進するホルモンで、レプチンが食欲を抑制するホルモンです。

 

睡眠不足になると、このグレリンの分泌が過剰になり、レプチンの分泌が抑制されるという報告があります。

 

睡眠不足と食欲の関係はこちらから

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つまり、睡眠不足になると食欲が過剰になると言えます。

そうなれば当然、肥満にもつながります。

 

肥満の理由は様々ですが、食欲が過剰になれば肥満になりやすいというのは明らかです。

 

ダイエットは睡眠時間の改善から始めましょう!

ダイエット方法は数多くありますが、どんなダイエット方法でも食欲が過剰であれば失敗する確率は明らかに上がります。

つまり、睡眠不足になればダイエットが失敗する確率が上がるということです。

 

日本人の平均睡眠時間の調査結果では、日本人の40%は睡眠時間が6時間未満という結果が出ています。

 

つまり、日本人の半分くらいはそもそもダイエットが失敗しやすい状態ということです。

 

食事制限や運動も当然必要だと思いますが、その前に睡眠時間の改善から始める方がダイエットは成功しやすくリバウンドもしにくいと言えます。

 

なかなか睡眠時間が確保しにくい現代ですが、昼寝などの工夫をして睡眠時間を確保しないと肥満の危険性、さらには死亡の危険性にさらされることが実証されています。

 

ダイエット方法を色々試したけど成功しなかったという方は、まずは睡眠時間の改善から始めてみたほうがいいかもしれません。

 

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