睡眠障害対処12の指針⑨睡眠中の激しいいびき・呼吸停止は要注意

睡眠障害対処12の指針⑨睡眠中の激しいいびき・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意

 

厚生労働省が推奨する「睡眠障害対処12の指針」を解説しています。

12の指針のうち9個目は「睡眠中の激しいいびき・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意」です。

 

かなり長いですが、一言でいえば「睡眠に関する病気の可能性がある症状」です。

 

これらの症状は、通常の睡眠に関する習慣の改善では効果が見られない可能性があり、病院に行った方がいいかもしれない症状です。

 

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睡眠障害対処12の指針⑨睡眠中の激しいいびき・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意

睡眠障害対処12の指針9個目は「睡眠中の激しいいびき・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意」です。

 

睡眠中のいびき、呼吸停止、足のびくつき、足のむずむず感などは、全て睡眠の病気の可能性がある症状です。

これらは専門医の受診が必要です。

 

激しいいびきは多くの人が抱えており、そこまで重症なイメージはないと思います。

しかし、睡眠時無呼吸症候群の最初の症状はこのいびきです。

いびきがどんどん激しくなり、やがて呼吸停止を伴うようになります。

 

呼吸停止が続くと、睡眠の質が大幅に悪くなり日中の眠気が続きます。

その結果、交通事故などの重大事故に繋がる可能性があります。

 

また、足のびくつきや足のむずむず感は「むずむず脚症候群」「周期性四肢運動障害」などの可能性があります。

これらは不眠の結果起こる症状ではなく、1つの病気と考えられています。

 

布団に入った後にじっとしていると足がむずむずする、足が火照る、足に不快な感覚があるなどの症状があれば、一度病院の診察を受けたほうが安心です。

 

睡眠の病気は何かを受診するといい?

睡眠の病気に関しては、病院で診察を受ける科目は「精神科」「心療内科」などです。

精神科と聞くと抵抗があるかもしれませんが、精神科の睡眠外来などは外科や内科と変わらないごく普通の病院です。

 

また、睡眠外来やスリープクリニックなどの名前で睡眠に特化した病院もあります。

最寄りでなくても、このような睡眠を専門に扱う病院であれば睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群などの診断・治療ができます。

 

睡眠時無呼吸症候群とは?睡眠中の呼吸停止は危険信号

睡眠障害の中でも特に有名な症状が、「睡眠時無呼吸症候群」だと思います。

 

睡眠時無呼吸症候群は、2003年に山陽新幹線の車掌が岡山駅でオーバーランを起こし、その原因が睡眠時無呼吸症候群であったことから有名になったと言われています。

 

その後、2005年にJR福知山線の脱線事故があり、これも車掌の睡眠時無呼吸症候群が原因の1つと言われています。

 

このような睡眠時無呼吸症候群による事故から、新幹線や高速バスなどの運転手の健康診断で睡眠時無呼吸症候群などの確認が義務付けられました。

 

ただ、このような大きな事故だけでなく普通の交通事故にも睡眠時無呼吸症候群が関わっている可能性が高いと考えられます。

 

睡眠時無呼吸症候群とは、別名SAS(サス)とも呼ばれます。

睡眠時無呼吸症候群の症状としては、睡眠中の呼吸停止があります。

 

これにより、睡眠の質が悪化します。

 

この結果、糖尿病や脳卒中、高血圧などの生活習慣病、朝の頭痛やうつ状態、夜間不整脈や逆流性食道炎などの症状が起こります。

 

さらに、睡眠の質が下がると日中の異常な眠気が続き、交通事故や産業事故、作業効率の低下、知力低下など睡眠時無呼吸症候群の影響は多岐に渡ります。

 

睡眠時無呼吸症候群の原因は気道が狭くなることによって起こります。

舌根沈下という舌が下がる症状、肥満による気道の狭さ、鼻骨骨折などによる鼻の問題などいろいろな要因があります。

 

また、気道の狭さは人によるので、肥満と呼べないレベルでも以前より太った結果睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性があります。

 

睡眠時無呼吸症候群のための治療方法がありますので、心当たりのある場合はすぐに専門医の受診をしてください。

 

睡眠時無呼吸症候群の解説はこちら

 

睡眠の病気も風邪や怪我と同じように病院の受診が必要です

睡眠の病気と言われても、なかなかピンとこない人も多いと思います。

 

風邪を引けば内科に、捻挫をすれば整形外科に行くのと同じように、睡眠の病気は精神科や心療内科を受診します。

 

ただ、風邪や捻挫ほど知られていない病気ばかりですので、自分が睡眠の病気であるという自覚はなかなか得にくいです。

 

また、自分が寝ている間の症状は自分では気が付かないものです。

家族と生活していれば、いびきや足のびくつきなどの症状に誰かが気付いてくれるかもしれません。

 

そのような指摘を受けたら、大人しく専門医を受診しましょう。

 

一人暮らしの場合も、実家に帰った際や友人と旅行に行った際などに、聞いてみるといいかもしれません。

 

最近では、寝言を録音するアプリなどもありますので、こういったものを活用してもいいでしょう。

 

睡眠の病気は気が付きにくいですが、気づいた時には重大事故という可能性もあります。

不調を感じたら、ぜひ専門医を受診してみてください!

 

睡眠障害対処12の指針まとめはこちら

 

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