ブライトライトME+の体験談|5年間使用の睡眠健康指導士の口コミ

睡眠健康指導士上級の資格を取得する前から、色々な睡眠に関するグッズを使ったり本を読んだりしていました。

中には明らかなハズレのようなものもありましたが、長年使っているものもあります。

 

その中でも、特に長年愛用している快眠グッズが「ブライトライトME+」という光目覚まし時計です。

 

光目覚まし時計というよりも、「高照度光療法に使用する高照度照明器具」と書かれています。

 

睡眠と光は密接に関わりますが、その中でも朝に強い光を浴びるということが重要です。

その朝に強い光を浴びることをサポートする方法として、このブライトライトME+をご紹介します。

 

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ブライトライトME+の効果

ブライトライトME+とは、高照度光療法に使用する高照度照明器具と説明されています。

簡単に言えば「睡眠を改善するための照明器具」と言えます。

 

まずなぜ睡眠に光が必要なのかというと、睡眠を司るメラトニンというホルモンは光に依存する性質があります。

 

メラトニンの分泌が多いと眠くなり、メラトニンの分泌が少ないと目が覚めます。

(詳しくはもっと複雑ですが、おおまかにはこの理解でいいと思います)

 

メラトニンは明るいと分泌が弱まり、暗いと分泌が強まるという性質があります。

また、メラトニンの分泌が最大になるのは、起床後強い光を浴びてから14~16時間後と言われています。

この朝に強い光を浴びることが、体内時計のリセットであると考えられています。

 

これらのメラトニンの性質から言えることは、

 

「朝は起きてすぐに強い光を浴びる」

「朝は明るく夜は暗い環境で暮らす」

 

この2つが睡眠には重要ということです。

 

これは、自然界ではごく普通のことです。

太陽が昇ったら起きて活動して、太陽が沈んだら眠くなって寝るというだけの話です。

 

ただ、現代ではそうなりません。

朝起きてからしばらく家にいれば、朝はあまり明るくありません。

家の照明では体内時計のリセットには不十分な明るさです。

 

そのまま地下鉄で仕事や学校に行き、また室内で過ごせば強い光を浴びる時間はほぼありません。

 

逆に夜は照明がどこでもあるので、明るすぎます。

最近ではパソコンやスマホから発せられるブルーライトの影響で、より夜が明るくなっています。

 

ブルーライトとは?ブルーライトの解説はこちら

 

つまり、普通に何も意識せずに生活していれば、「朝明るく夜暗い」という睡眠にとって良い環境は作れません。

 

ただ、「朝起きたら外に出て1時間くらい散歩をしてしっかり太陽の光を浴びましょう」といって実行できる人は非常に少ないと思います。

 

「すぐに支度して仕事に行かなければ」

「家事や育児でそんな暇はない」

 

このような状態でも朝に強い光を浴びるには、高照度の照明器具が必要です。

そこで必要になるのが、このブライトライトME+です。

 

ブライトライトME+は高照度の照明ですので、家の照明よりも相当明るいです。

浴びる距離にもよりますが、可能な限り近い距離で浴びることで体内時計のリセットが可能になります。

 

そうなると、朝はしっかり目が覚めて活動しやすくなり、夜の睡眠もスームズに寝付けるようになります。

 

ブライトライトME+のメリット

ブライトライトME+のメリットは、なんといっても室内で強い光を浴びることができるという点です。

 

朝起きてから外で過ごせればいいですが、そうはいかない場合は室内で強い光を浴びることができるブライトライトME+は睡眠の改善に最適です。

 

また、タイマーがセットできるので光目覚まし時計として使うことができます。

これだけで起きるのが不安という人は、目覚まし時計を併用すればいいだけです。

 

ただ、目覚まし時計は睡眠のリズムに関係なく身体を叩き起こしますので、身体には悪いものです。

この点も、ブライトライトME+で光を浴びて目が覚める方が身体への負担は少ないと言えます。

 

さらに朝起きてから外で過ごせる人でも、梅雨時や冬などなかなか外に出にくい季節でも睡眠のリズムを保ちやすくなります。

 

冬場は冬季うつという言葉もあるように、睡眠のリズムが狂いやすい季節です。

同じく梅雨も1週間くらい雨が続けば睡眠のリズムが乱れます。

 

私個人としても、この梅雨と冬が一番嫌いな季節です!

 

そこを乗り切るためにも、ブライトライトME+は助かります。

 

ブライトライトME+のメリットまとめ

・室内で強い光を浴びることができる

・光目覚まし時計として使える

・梅雨や冬の睡眠のリズムが狂いやすい季節のサポートになる

 

つまりは睡眠障害の改善、睡眠リズムの維持、寝起きの良さ、寝つきの良さに繋がるなどの効果があります。

 

ブライトライトME+のデメリット

ブライトライトME+のいいところばかりを紹介しましたが、当然デメリットもあります。

 

まず何よりも値段が高いです。

約4万円します。

 

さらに、ランプの交換も頻繁に必要です。

ブライトライトME+は光の強さが効果の肝ですので、ランプが弱くなれば効果も減っていきます。

私は1年に1回の交換では足りないので、8~10か月での交換が多いです。

 

効果が下がってもそのまま使い続けることもできますが、やはり最大の効果を発揮するには頻繁にランプ交換をすることがおすすめです。

この交換用ランプも5,000円ほどします。

 

交換の手間はそこまで面倒ではありませんが、手間はかかります。

 

また、ブライトライトME+は場所も少し取ります。

寝室や枕元に置くには、そこまで困りませんが宿泊時に持ち歩く用ではありません。

 

その場合は、光目覚まし時計「エナジーライトinti」の方が適しています。

 

ブライトライトME+のデメリットまとめ

・値段が高い

・ランプ交換が手間&高い

・持ち運びは不便

 

ブライトライトME+の体験談

ここまでブライトライトME+についてご紹介しましたが、私が5年間使い続けている体験談をご紹介します。

 

結論から言えば、5年も使っていますので大満足です!

 

もちろん初期は高いのでなかなか手が出ませんでしたが、多少無理をして買ってよかったと思います。

 

朝に起きてすぐに強い光を浴びることができ、また朝食などでも引き続き光を浴び続けることで体内時計のリセットが上手く行われていると思います。

 

特に梅雨時、冬には欠かせません。

 

ブライトライトME+でしっかり朝に光を浴びるようになってから、睡眠障害の症状は改善されています。

少なくとも大崩れすることは格段に減っています。

 

出来れば日当たり抜群のテラスのある家に住んで、そこで朝に身体を動かしたり朝食を食べられれば理想ですが、金銭的にかなり厳しいです。

 

そう考えればブライトライトME+の4万円は安い買い物かもしれません。

 

ブライトライトME+はうつ病の治療用ではありませんが間接的には効果あり

また、ブライトライトME+をうつ病の治療として使う場合もあるようです。

 

それでうつ病の改善の効果が低いと言われることもあるようですが、基本的には直接うつ病を治療するものではないと思います。

 

うつ病と睡眠障害は併発している場合も多く、うつ病の方にもおすすめではあります。

 

睡眠の改善でうつ病の改善を目指すというのも、1つのアプローチだと思います。

ただ、光を浴びたらすべてうつ病が治るという訳ではありませんので、精神科や心療内科の医師と相談して治療の一環として取り入れるくらいの位置づけの方がいいと思います。

 

また、これは勘違いされやすいことですが「ブライトライトME+だけで睡眠の改善はできません」。

 

睡眠に影響するものは、運動・栄養・休養全てが連動します。

 

また、ブルーライトカットなどの対策も必要です。

睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害があれば、専門の治療が必要です。

 

ただどんな睡眠の問題であれ、「朝明るく夜暗い環境を作る」ことは大切です。

そのサポートとしてブライトライトME+は有効という位置付けです。

 

ブライトライトME+はおすすめの光目覚まし時計

結論としては、ブライトライトME+はおすすめです!

 

・睡眠障害を抱えている

・朝なかなか起きられない

・夜なかなか寝付けない

・寝ても疲れが取れない

・午前中はずっと眠い

 

こんな方には、ぜひブライトライトME+を活用していただきたいと思います!

 

この記事を書いた人
中谷圭太郎

睡眠健康指導士上級、睡眠検定2級。
自分の睡眠障害を対処しつつ、睡眠情報を発信中。

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