深睡眠とは?睡眠用語解説

睡眠には色々な専門用語がありますが、一般的にはあまり知られていないものも多いです。

こちらのページでは、深睡眠(読み方は「しんすいみん」)という睡眠用語を解説します。

 

読んで字のごとく深い睡眠ですが、一般的にはあまり知られていないと思います。

有名な睡眠の種類に、レム睡眠・ノンレム睡眠があります。

 

ノンレム睡眠が深い睡眠で、レム睡眠が浅い睡眠などと言われることもありますが、正確にはレム睡眠・ノンレム睡眠で睡眠の深さを分類するのは違うように感じます。

 

そこで重要になるのが、この深睡眠です。

 

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深睡眠とは?

深睡眠とは、睡眠の種類を表した睡眠用語です。

読み方は「深睡眠(しんすいみん)」です。

 

深睡眠が読んで字のごとく深い睡眠に当たります。

深睡眠とは、睡眠中に最も深い睡眠です。

 

睡眠の前半に集中的に起こります。

 

深睡眠は深い睡眠ですが、具体的にはいくつか特徴があります。

 

深睡眠の特徴とは?

深睡眠の特徴には、次のようなものがあります。

 

・成長ホルモンの分泌が最大になる

・脳が最も休んでいる睡眠

 

成長ホルモンとは、タンパク質の合成を促すホルモンです。

筋肉を付けたい、お肌を元気にしたいなどの場合はとても重要なホルモンです。

 

そのため、この深睡眠の時間を「お肌のゴールデンタイム」と呼ぶこともあります。

 

睡眠のゴールデンタイムに関しては間違いが多く、22時から2時がゴールデンタイムという説が有名です。

しかし、睡眠のゴールデンタイム=深睡眠とすれば、この22時から2時がゴールデンタイムという説は誤りと言えます。

 

睡眠のゴールデンタイムが22時から2時は嘘?

 

また、深睡眠は脳が最も休んでいる状態です。

睡眠の役割として、脳の疲労回復があります。

 

脳内の疲労物質やストレス物質の除去が最も効率的に行われるのが、この深睡眠です。

だからと言って、深睡眠だけとれば脳の回復が十分ではありません。

 

最適な睡眠時間は、深睡眠後にもしっかり眠る必要性を示しています。

 

最適な睡眠時間とは?

 

深睡眠と徐波睡眠の違いとは?

深睡眠と同じような睡眠用語に「徐波睡眠(じょはすいみん)」というものがあります。

 

実は、この深睡眠と徐波睡眠は全く同じ意味で使われます。

そのため、深睡眠でも徐波睡眠でも使い方は問題ありません。

 

なんとなくですが、専門的には徐波睡眠、一般的には深睡眠と使われることが多いように感じます。

 

ただ、どちらが正しい、どちらが間違っているというものではありませんので、深睡眠でも徐波睡眠でも問題ありません。

 

深睡眠とレム睡眠・ノンレム睡眠の違いは?

深睡眠と混同されやすいのが、レム睡眠・ノンレム睡眠です。

これは睡眠の種類の分け方の違いによって起こります。

 

睡眠を大きく2つに分類すると、レム睡眠・ノンレム睡眠に分類できます。

 

レム睡眠・ノンレム睡眠は睡眠中に交互に現れます。

レム睡眠・ノンレム睡眠を合計で4回ずつくらい繰り返すのが、通常の睡眠です。

 

レム睡眠もノンレム睡眠も、1回の睡眠で何度も出現します。

 

深睡眠は、これとは別の分類方法です。

 

深睡眠は睡眠の最初の3~4時間くらいに多く見られる深い睡眠で、ノンレム睡眠中に見られます。

 

睡眠中に何度か繰り返されるノンレム睡眠の最初の方に見られ、特に1回目のノンレム睡眠中に現れます。

 

つまり、深睡眠とノンレム睡眠は別物という訳ではなく、ノンレム睡眠の一部が深睡眠という位置づけです。

 

このため、レム睡眠が深い睡眠という訳ではなく、最初の方に現れるノンレム睡眠で深い睡眠が訪れるという方が適切です。

 

深睡眠は睡眠の中でも特に重要な睡眠

このように、深睡眠は睡眠の中でもかなり重要度の高い睡眠の段階と言えます。

成長ホルモンの分泌、脳の回復など睡眠の役割の根幹ともいえる部分です。

 

ただ、これを拡大解釈して「深睡眠だけとれば大丈夫」というのは誤りです。

深睡眠だけとればOKであれば、睡眠時間は4時間もあれば十分となります。

 

しかし、睡眠時間に関する有名な実験では、4時間睡眠・6時間睡眠・8時間睡眠に分けて実験すると、2週間後には4時間睡眠のグループ、6時間睡眠のグループの脳の機能は著しく低下しました。

 

酔っ払っているのと同じような脳の機能となったと言われていますので、深睡眠だけとればOKではないことが分かります。

 

やはり最適な睡眠時間はしっかり守ることが、睡眠の鉄則と言えそうです。

 

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