寝だめはできる?効果なし?寝だめに関する噂の解説

仕事がある日は忙しいので、週末に寝だめするという人は多いと思います。

寝だめはよくないとは聞いたことがあるけれど、そうも言ってられないので毎週寝だめ。

 

ひどいときは昼まで寝ているという人も多いと思います。

 

しかし実際に寝だめの何が悪いのか、そもそも「寝だめ」は可能なのか?

そんな寝だめについて、解説していきます。

 

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寝だめはできる?できない?寝だめの真実は?

寝だめについては色々な情報があります。

平日は寝不足で休日に寝だめという方も多いと思います。

 

寝だめについてですが、結論から言うと「寝だめは出来ない」と言えます。

理由は簡単で、睡眠の役割を考えればわかります。

 

睡眠の役割は脳の疲労物質の除去、ストレス物質の除去、記憶の整理、姿勢保持筋の回復など様々な役割があります。

 

一言で睡眠の役割を言えば、脳と身体のメンテナンスです。

 

メンテナンスをためて行うことができるかを考えれば、寝だめができない理由がわかります。

 

例えば、車検を丸2日間しっかりやり続けたら、向こう10年車検をしなくていいかというとそんなことはありません。

 

掃除を大みそかの大掃除でしっかりやれば、次の大みそかまで全く掃除をしなくてもきれいかと言うと、そんなことはありません。

 

どちらもメンテナンスが必要なものですので、日々劣化したり汚れたりします。

そのため、定期的なメンテナンスが必要でためてやってもその効果は続きません。

 

寝だめができない理由とは?

睡眠もこれと同じで、日々のメンテナンスが必要です。

毎日の適切な睡眠で脳と身体のメンテナンスをしていますが、メンテナンスがおろそかになれば脳や身体の機能は低下します。

 

特に脳は日々溜まる老廃物や疲労物質を睡眠で除去していますので、睡眠が不足すれば脳の中は疲労物質やストレス物質で溢れます。

いわば、脳の中がごみ屋敷状態になります。

 

これでは当然脳のパフォーマンスは低下します。

脳のパフォーマンスが低下すれば、様々な悪影響を及ぼします。

 

判断力低下、集中力低下、記憶力低下などの機能低下から、食欲の暴走などその影響は幅広いです。

脳という人間の行動を司る部分のパフォーマンスが落ちますので、その影響が広いのも当然です。

 

睡眠不足の影響の詳しい解説はこちらから

睡眠不足の影響とは?睡眠不足の危険性と症状解説
睡眠不足になると、脳にも身体にも異常が起こります。 特に脳の機能が低下は大きく、記憶力低下や判断力低下から交通事故・学力低下などの影響があります。

 

このような睡眠の役割を考えれば、寝だめが出来ないのも頷けると思います。

日々溜まる疲労物質やストレス物質を、事前に除去しておくことは不可能です。

 

日々溜まるものは、日々取り除かなければなりません。

これが、寝だめができない理由であり、睡眠が重要な理由でもあります。

 

寝だめ(貯金)は出来ないけど睡眠負債の解消(借金返済)はできる!

「寝だめは出来ないと言われても、実際に自分は週末に寝だめしていてそれで楽になる!」という方も多いと思います。

 

その寝だめと思われる睡眠で、実際に何が起こっているかも解説していきます。

 

おそらく、寝だめだと思ってやられているのは「寝だめ(貯金)」ではなく、「睡眠負債の解消(借金返済)」だと思われます。

 

寝だめは先ほどの解説のように、事前に疲労物質やストレス物質を除去することはできないので不可能です。

 

ただ、あまりに寝不足が続いて脳の中がごみ屋敷状態になった場合、その溜まった疲労物質やストレス物質を一気に解消する方法もあります。

 

この溜まった疲労物質やストレス物質が、テレビでも紹介された「睡眠負債」です。

いわば睡眠の借金とも言えるものですが、睡眠負債がたまると脳に深刻な影響が出ます。

 

睡眠負債の解説はこちらから

睡眠負債とは?寝不足で起こる睡眠負債の解説・解消方法
睡眠負債とは?睡眠負債の解消方法などを睡眠健康指導士上級が解説します。 睡眠では、貯金は出来ないが借金は返せると言われています。 その睡眠の借金が睡眠負債です。 睡眠負債は溜まっていくと脳の機能が低下し様々な悪影響が出ます。睡眠負債の解消方法は基本的には睡眠時間を延ばすことですが、昼寝なども効果的です。

 

この睡眠負債が溜まった状態では、睡眠の効率が上がると言われています。

詳しく言うと、睡眠不足後の睡眠では深睡眠(徐波睡眠)という深い睡眠が長く出ると言われています。

 

通常よりも、より脳内の疲労物質やストレス物質の除去がしやすいということです。

これは、人間の身体や脳を守る上で必要な機能です。

 

どれだけ気を付けても、睡眠不足の時は必ず出ます。

夜中に出産することもありますし、夜中に火事や地震が起こるかもしれません。

 

その時には睡眠不足に必ずなりますので、そのリカバリーができるような機能がこの深睡眠が長く出るというものです。

 

つまり、脳は寝だめ(貯金)はできないが、睡眠負債の解消(借金返済)はできるということです。

 

掃除の例であれば、定期的ないつも通りの掃除ではなく大掃除をすればごみ屋敷でもある程度きれいにできます。

 

ただ、それだけ睡眠負債をため込んでもその影響をクリアできるかはわかりません。

それこそ、人道的な実験では解明不可能なものです。

 

2週間の睡眠負債は解消できることが報告されていますが、それ以上はわかりません。

そのため、「若いんだから少しくらい寝なくても大丈夫!」といっても、それを解消できる保証はないということです。

 

睡眠負債をためない、解消する睡眠が日々の生活の質を上げてくれます!

このように、睡眠の役割を考えると寝だめはできないと言えます。

 

睡眠負債の解消はある程度出来ますので、1日2日睡眠不足でもどうにでもなります。

 

ただし、数年間などの長期間の睡眠不足で人間の身体にどのような影響が出るかはわかりません。

少なくとも、簡単に回復できるようなものではなく、脳に深刻なダメージを追う可能性もあります。

 

数年掃除していない部屋で壁や床が腐って使い物にならなくなるようなことが、脳内でも起こっているのかもしれません。

 

睡眠負債の解消はあくまで緊急時の対応用のものですので、日々の睡眠をしっかりとることが健康でパフォーマンスの高い生活を送るコツになります!

 

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