目覚まし時計は身体に悪い?目覚まし時計の危険性

目覚まし時計は一般に広く使われ、目覚まし時計を使わない人の方が少ないと思います。

しかし、その目覚まし時計の危険性を知っている人は少ないと思います。

 

普段何気なく使っている目覚まし時計が危険とは考えにくいですが、睡眠のメカニズムを考えれば目覚まし時計で起きるということがどれだけ不自然なことかがわかります。

 

こちらでは、睡眠のメカニズムをもとに目覚まし時計の危険性について解説していきます。

 

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目覚まし時計は身体に悪い?目覚まし時計の危険性

目覚まし時計が身体に悪いかと聞かれれば、結論としては「目覚まし時計は身体に悪い」と言えます。

 

その理由は、睡眠のメカニズムにあります。

 

睡眠をコントロールしているのは、ホルモンの分泌などが関係しています。

睡眠が始まるとき、つまり眠くなるにはメラトニンというホルモンの分泌が起こります。

 

メラトニンは天然の睡眠薬と言われるように、睡眠をコントロールしているホルモンです。

 

そして睡眠が終わるとき、つまり目覚める時にはコルチゾールというホルモンの分泌が増えます。

このコルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれ悪いイメージが付きまといますが、睡眠から覚醒に向かわせるホルモンですので、睡眠を考える上では非常に重要です。

 

コルチゾールの分泌は入眠時には1日の中で最小ですが、覚醒時には1日の中で最大になります。

 

コルチゾールの働きは、血糖値を上昇させ身体を活動できる状態にします。

コルチゾールによって、人間は目覚める準備をします。

 

起きる前から少しずつコルチゾールの分泌が増えていき、血糖値が上昇して体温が上がっていきます。

それから目覚めることで、身体は自然な目覚めを迎えます。

 

逆に言えば、コルチゾールの分泌が高まっていなければまだ起きる準備が出来ていないということです。

 

目覚まし時計で起きるということは、このコルチゾールの分泌を無視してまだ目覚める準備が出来ていない身体を起こすということです。

 

少しずつ心拍数が上がり血糖値が上がり体温が上昇するはずの身体を、一発でいきなり心拍数を跳ね上げて起こしますので当然身体に大きな負担がかかります。

 

夜中に火事や地震があれば逃げなければいけませんので、そのような形で緊急で起きなくてはなりません。

しかし、これを毎日繰り返せば当然身体には悪いと言えます。

 

特に心肺系への負担が強いと言えますので、心臓などの疾患に繋がる可能性があります。

 

これは実験結果がない(というより出来ない)ので明確にはわかりませんが、睡眠のメカニズムを考えれば明らかに負担が強いと言えます。

 

心臓などの循環器系の疾患、突然死、ストレス増加などの体と心への悪影響が考えられます。

 

目覚まし時計を使わないで済む方法

では、目覚まし時計は危険なので明日から使わないようにしましょう!

と言っても、使わざるを得ない人が大半だと思います。

 

目覚まし時計を使う理由は、目覚まし時計で起きなければ仕事や学校に遅れてしまうから使うという人がほとんどです。

 

つまり、身体に悪いけど寝坊するわけにはいかないので使わざるを得ないということです。

 

ただ、ここで考えなければいけないのは、そもそも目覚まし時計を使わないといけない時点で睡眠不足ということです。

 

先ほどのコルチゾールの分泌がまだ増えていないということは、まだ睡眠時間が不十分な段階ということです。

その為、目覚まし時計を使わないために最適な方法は睡眠時間を延ばすことです。

つまり、睡眠時間が足りた状態でコルチゾールの分泌を待って自然と起きるということです。

 

ただこれは理想論ですので、現実的な方法としては次のようなものがあります。

 

①光目覚まし時計を利用する

音で起きる目覚まし時計は、いわば驚かせているだけです。

これでは身体に悪いのは明らかです。

 

音で起こす目覚まし時計ではなく、光を当てる「光目覚まし時計」というものがあります。

これは高照度のライトを使い、設定したタイマーに合わせて時間になるとそのライトが光るという仕組みです。

 

朝に強い光を浴びると、メラトニンの分泌が抑えられて身体は目覚める状態に向かいます。

 

ただ、音で起きる目覚まし時計ほど強力ではないですので、光だけでは起きない人もいます。

当然ですが、睡眠不足の状態ですので本来はまだ寝ているのが身体にとっては一番いいことです。

 

まずは音で起きる目覚まし時計と併用して、睡眠が改善されたら光目覚まし時計だけで起きるというのが現実的な方法です。

 

光目覚まし時計には、次のようなものがあります。

 

光目覚まし時計「エナジーライトinti」

 

ブライトライトME+

 

②目覚ましカーテンを使う

これも原理は光目覚まし時計と同じです。

朝になったら自動的にカーテンを開けて、部屋を明るくして起きるというものです。

 

これも同じく、音で起きる目覚まし時計よりは起きにくいです。

その為、音で起きる目覚まし時計と併用して睡眠を改善していく必要があります。

 

③睡眠を改善する

この目覚まし時計を使わない方法を見てわかりように、根本的な解決には睡眠の改善が必要です。

 

何かを使って目を覚ますという行為自体がそもそもおかしいことです。

根本的な問題は「起きられないこと」ではなく「睡眠が足りていないこと」です。

 

十分な睡眠が確保できていれば、人間はコルチゾールの分泌によって勝手に起きます。

 

目覚まし時計を使っている人が多いということが、それだけ睡眠不足の人が多いということです。

 

睡眠不足の影響はこちら

 

目覚まし時計を使わないと起きられないのは寝不足!

目覚まし時計を使うことは身体に悪いということは、睡眠のメカニズムを考えれば明らかです。

 

目覚まし時計を使うことで、心臓など身体に大きな負担をかけます。

 

そして、目覚まし時計を使わないといけない時点で既に睡眠不足であると言えます。

睡眠不足の影響も、やはり身体に悪いことばかりです。

 

目覚まし時計を使わない方法を考えるときにまずすべきは、「自分は睡眠不足であることを自覚する」ことです。

 

そして、可能な限りの睡眠の改善を始めることが必要です。

 

この記事を書いた人
中谷圭太郎

睡眠健康指導士上級、睡眠検定2級。
自分の睡眠障害を対処しつつ、睡眠情報を発信中。

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